登山用テントのガイラインを自作してみた

自作したガイライン

先日購入したビッグスカイのmirage2Pにガイラインがついていなかったので、自作してみました。当初は純正のものかできあいのものを買うつもりでしたが、いざ秀岳荘に着いてみると自在やペグがこれでもかと言わんばかりに陳列されていたので、ついつい興味がわいて作ることにしました。

いまどきガイラインの付属しないテントは珍しいとは思いますが、ガイラインを自作しようという方がいらっしゃいましたらぜひ読んでみてください。また、ガイラインの自作については私も初めての経験なので、間違っていることなどありましたらご指摘いただけると嬉しいです。

テントのガイラインを作るのに必要なもの

ロープと自在

  • 2-3mmの細引き…2m*4本
  • 自在金具…4つ

以上!工具も要りませんし、潔いぐらいにシンプルです。

今回は山岳テント用のガイラインを前提としているので、2mmの量り売りの細引きを2mずつ、4本用意しました。一般的な登山用テントのガイラインは3mm前後、長さ2m〜2.5mほどのものが主流で、たとえばエスパースのガイラインセットは太さ2mm長さ2.5mとなっていますので、パーツ選びで迷ったときのひとつの目安になりそうです。

細引きは登山用品店にいけば1m単位で量り売りしてくれるので、気に入ったものを選んで店員さんに頼めばOK。太さにもよりますが、だいたい1メートルあたり200円前後で購入可能です。ただし、中にはショックコードなどゴムのように伸びるものなどもありますので確認はお忘れなく。

ちなみに先述のエスパースのガイラインは2mmと比較的細いのですが、これはダイニーマという高強度素材を使っているため強度的に問題ないのだと思います。お店で量り売りしている細引きはナイロン製のものがほとんどで、強度はやや落ちることが予測されます。3mmにしておいたほうが良かったかも?

自在にもいろんな種類がありますが、今回は三角自在という矢印型の自在をチョイス。これまた蓄光なのですが、夜に自在が光ればガイラインにひっかかる可能性は軽減できそうですし、他の人にひっかけられる心配も減らすことができます。ひとつ50~100円ほど。このとき、細引きの太さと自在のサイズを合わせる必要があるので注意してください(何ミリのロープに対応してるか記載があるはず)。

テントによっては長さや本数を変えた方がいい場合もありますので、最終的にはお持ちのテントの類似品と見比べたうえで決めるのが良策と言えるでしょう。

ガイラインを自作していく

それではさっそく。

自在と細引き

ロープと自在金具

自作したガイライン

言葉よりも写真のほうが分かりやすいとは思いますが、一応解説しておくと、矢印を上方向にもって末端を通し、クルッと一回転させて再び穴をくぐらせて止めを作れば完成。簡単すぎて間違っているのではないかと疑うほどですが、試しにこのループを抑えたうえでもう一方の末端をひくと、自在の部分でちゃんとテンションがかかっていることが分かります。

テンションのかかったガイライン

止めの結びは玉結びにしてしまいましたが、気になる方はもう少し強い結びにしてもいいかもしれません。末端ギリギリに結びを作ると解けることがあるので、やや余裕を持たせるようにしておきましょう。

できあがったガイラインをテントに連結

自作したガイライン

すべてセッティングできたら、ついでにテントにつけるところもやってしまいましょう。次にテントを使うのは雨のなかかもしれませんし。

テントの、ポールの通るライン上にガイライン用のループがあるので、そちらに通します。ちなみにmirage2Pには8箇所ループがあることにこの時点で気づきましたが、とりあえず4本で様子をみてみましょう。

テントとガイラインの接続

ガイラインの結び方

テントとガイライン

テントに結んだガイライン

8の字を作って末端を輪の中に通し、結び目を締めてからスライドさせてループに密着させます。自作ガイライン、これにて完成です!!

簡単な自作ガイライン、コストダウンの1手としてもアリかも

結局つくるのにかかった時間は15分ほどで、特別な工具も必要なく、思ったよりとても簡単に自作することができました。コスト面でも1500円弱(ロープ150円*8m、自在50円*4つ)と、かなりお手軽(とはいえガイライン自体2000円〜2500円ほどでメーカー品が購入できるためコスト面でのメリットは薄いのですが)。

まだ実際に山で使っていないのでもしかするとなにか不具合があるかもしれませんが、その場合は追記したいと思います。

ふだん何気なく使っている道具、作ってみると「こうなってたんだ」という発見もあり面白いです。かゆいところに手がとどく自作ガイライン、機会があればためしてみるのもアリですね。

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