【1000文字まとめ】『お金2.0』が死ぬほど面白い

お金2.0

こんにちは、毎月10000円分読書をしている南蒼樹です。

佐藤航洋氏の『お金2.0』が非常に面白かったので、個人的に最もゾクゾクした点を1000文字程度でまとめていきます。なお、記事執筆時点で本書はAmazonのkindle unlimited対象となっています。

お金2.0はお金と経済の必読書

読んだあとの感想は以下のとおり。

初めから最後の1ページまで新しい発見がある、お金と経済の必読書。

お金と経済の仕組みが人間の脳や自然とフラクタルのゆにリンクしていくという話が個人的にすごく印象的だった。

全体を通して非常に面白く、貪るように読みました。

経済と自然の仕組みは同じであり、フラクタルになっている?

ロマネスコブロッコリーのフラクタル構造

ツイートでも述べていますが、私がとくに興味深いと感じたのは「経済の仕組みは自然の仕組みと同じである」ということ、そして細胞・企業・経済にいたるまで、どの単位でみても同じ構造がみられ、まるでフラクタルのようだという主張です。

自然と経済を比べると、以下のような共通点があります。

仕組み 自然(自然界・細胞) 経済
秩序の形成 物理法則 弱肉強食・淘汰
価値の循環 食物連鎖・代謝 お金
秩序の強化 遺伝子 ビジョン

そしてこれは「経済が自然に似ている」のではなく、「自然を模した経済が生き残った」と言うべきだと述べています。さらに、細胞・企業・国家とスケールを変えてみても、それぞれ同様の構造になっているというのです。

仕組み 企業 国家
秩序の形成 役職・報酬 ヒエラルキー
価値の循環 お金 お金
秩序の強化 理念 法律・文化・宗教

このように書き出してみると、似たような構造になっていることが分かります。

フラクタルというのは、全体と部分でおなじ構造や形状が再帰的に繰り返して発現するもののことで、自然界ではたとえば『ロマネスコ・ブロッコリー』が明確なフラクタル形状をもった野菜として有名です(100%正確なフラクタルにはなりませんが)。

私は登山が趣味なので「経済と自然は相性が悪い」という意識をもつことが多かったのですが、それらが共通点をもって繋がっているという点が新しい発見でした。また、フラクタルというキーワードは、人間が実はつくられたシミュレーションの世界に生きているのではないか、という『シミュレーション仮説』や『仮想現実』に通ずるものがあることも、個人的にとてもゾクゾクしました。

だいぶ個人的趣向に偏ったレビューとなりましたが、それ以外にも「お金の正体」「テクノロジーとお金」「お金からの解放」といったトピックがありますので、その辺りに興味をお持ちの方には『お金2.0』はとても面白いと思います。

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