【レイヤリング】脱・初心者!登山ウェアの種類と使いかたを学ぼう

登山ウェアのレイヤリング例

ここでは、登山の服装の基本、『レイヤリング』についてお話しします。

  • 登山のウェアは種類がありすぎてよく分からない
  • ウェアはいくつか買ったけど、使いかたがイマイチ分からない

登山のウェアはとにかく種類がおおいですし、各メーカーが似たようなウェアをいろいろ出しているので、ウェアごとの特徴やその使いわけはよく分からないですよね。

そんな悩みを解決するのが、『レイヤリング』という登山ウェアの使いかたの基本となる考え方です。

レイヤリングを学べば、複雑な登山ウェアが分類できるようになりますし、どんなウェアを組み合わせて登山すればいいのかイメージできるようになります。

内容としては『登山の服装やアイテム紹介』ではなくて、さらに一歩ふみこんだ『登山ウェアの使いかた・考えかた』の部分。

初心者を卒業して自立した登山者になるための、大きなステップです!

「自分にはまだ早いんじゃないかな…」というひとは『登山の具体的な服装やおすすめのアイテム』をどうぞ。

槍ヶ岳の山頂【初心者むけ】登山の服装と選び方、おすすめアイテムまとめ

レイヤリングは、登山ウェアの組み合わせテクニック

『レイヤリング』を直訳すると『重ね着』ということになるのですが、ただ適当に重ね着すればいいわけではありません。

ウェアそれぞれがもつ『役割』に注目して、組み合わせていくテクニックです。

ヨウコ

役割かぁ、難しそうだな…

ソウジュ

たとえばレインウェアとダウンのジャケットはどんなときに使う?

ヨウコ

レインウェアは雨のとき、ダウンは寒いときかなぁ

ソウジュ

そうそう!それが役割だね

「レインウェア=防水」・「ダウン=防寒」といった具合に、ウェアごとの役割をハッキリさせて、コンディションに合わせて重ね着する。これが、『レイヤリング』の基本です。

なぜレイヤリングが必要なの?

そもそも、なぜレイヤリングが必要なのでしょうか。

登山ウェアは高性能だからとりあえず揃えておけば大丈夫でしょ?と思うかもしれません。

たしかに登山ウェアは高性能です。でも、登山のウェアはすべて「どんなコンディションで、どんなウェアと組み合わせて使えばいいか」を考えぬいて作られています。

特徴をしっかり理解してつかえば身を守ってくれますし、逆にただなんとなく着ただけではウェアの性能を引き出すことはできません。

ウェアの性能をフルに引き出すためには、その「使いかた」を学ぶ必要があるんですね。そして、その「使いかた」が『レイヤリング』というわけです。

レイヤリングはアウターレイヤー・ミドルレイヤー・ベースレイヤーの組み合わせ

「レイヤリングは、ウェアのもつ役割に注目して組み合わせるテクニック」と説明しました。

たくさんの種類がある登山ウェアですが、その『役割』に注目すると、3種類にわけることができます。

分類 役割 機能 ウェアの具体例
ベースレイヤー 汗を吸収して肌をドライに保つ 吸汗・通気・速乾 速乾シャツ・ウールのシャツ・ドライレイヤー
ミドルレイヤー 体を適度な温度に保つ 保温・通気 フリース・ダウン・インサレーション
アウターレイヤー 雨・風・雪から体を守る 防水・透湿・防風  ソフトシェル・レインウェア・冬用ハードシェル

上から順に、肌着・防寒着・アウターというイメージですね。

つまりレイヤリングの基本形は、この3つのレイヤーを重ね着したスタイルになります。

また、常に3枚着ているわけではなくて、肌着にあたるベースレイヤーを基本として、コンディションに合わせてミドルレイヤーやアウターレイヤーを積極的に脱いだり着たりするのも登山のレイヤリングの特徴です。

なので、実際の山ではミドルを2枚重ねたり、ベースレイヤーのうえにアウターを着たりすることもあります。

『〜レイヤー』って?

「レイヤー(layer)=層」という意味。

重ね着をしたとき、ウェアが「層」のように重なっているので、その1枚1枚を『〜レイヤー』といいます。

ここからは、それぞれのレイヤーを詳しく説明していきます。

肌をドライに保つベースレイヤー

メリノウールとポリエステルのベースレイヤー

まずは、肌着にあたる『ベースレイヤー』。いちばん下(肌側)に着るウェアで、速乾性のシャツなどがこれに当たります。

登山ウェアのもっとも基本となるウェアで、登山中には常に着つづける唯一のウェアになります(ミドルレイヤーやアウターレイヤーはコンディションに合わせて着たり脱いだりするので)。

ベースレイヤーの役割と仕組み

ベースレイヤーの役割は、『汗を吸収して、肌をドライにたもつこと』。仕組みをまとめるとこんな感じ。

  • ステップ1
    汗を吸いあげる

    汗は「濡れ」。濡れると体温が奪われるので、はやく乾かしてあげる必要があります。

    ベースレイヤーはまず、肌の汗を吸いあげます。これで、肌の濡れはなくなりますね。

  • ステップ2
    水分を拡散して乾かす

    つぎに、吸い上げた水分を乾かします。

    そのために、吸い上げた水分をウェアの表面に広げます。すると表面積がふえるので、体温と風によって自然に乾いていきます。

  • 肌をドライに保つ!

汗を吸いとり、生地表面で広げて乾かすことでドライな状態をキープしているんですね。このとき、乾いた水分は『水蒸気』として排出されます。

なお、吸いとった汗すべてがベースレイヤーの生地表面で乾くわけではなくて、一部はミドルレイヤーなど、さらに上に着ているウェアに移動していきます。そして、これらも最終的には『水蒸気』として排出されます。

ソウジュ

汗が『水蒸気』として排出される、というのもポイントなので覚えておいてください!

ベースレイヤーは3種類

ベースレイヤーはその素材によって、化学繊維(略して『化繊』といいます)とウール、そしてふたつを混ぜ合わせたハイブリッドの3種類に分けることができます。

スポーツ用の速乾シャツのほとんどは『ポリエステル』という化繊でできているので、登山のベースレイヤーとして使っても大丈夫。

一方、普段着でよく使われる『綿(コットン)』は乾きが遅いのでNGです。また、ユニクロのヒートテックも、レーヨンという保水する繊維を使っているので、ベースレイヤーとしては不適切。

登山用ベースレイヤーとヒートテックの速乾性を比較した実験レポート』もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ヒートテックは本当に登山で着てはダメなの? 最新版ヒートテックの速乾性能をテストしてみた

ベースレイヤーの素材と特徴

ベースレイヤーは、素材によってメリット・デメリットがあります。まとめるとこんな感じ。

素材 メリット デメリット
化学繊維(化繊) 軽量・速乾 匂いがつきやすい・肌触りが悪い
メリノウール 保温・消臭・肌触りがよい 濡れると乾きづらい・生地が弱い
ハイブリッド 保温・速乾・消臭 値段が高い

まずは、化繊。ほぼすべての化繊のベースレイヤーは、ポリエステルという素材でできています。変わり種は、2018年に発売されたファイントラックの『ドラウトゼファー』。強度のたかいナイロン素材で作られています。

化繊のものは軽量で、濡れてもすぐに乾くという特徴があります。値段もお手頃なので、初めて買うなら化繊がおすすめ。

ウールのものは速乾性は化繊に劣りますが、濡れても保温してくれること、そして天然の防臭効果があるのがポイント。気温の低い春・秋にはウールがおすすめです。

ハイブリッドは、化繊とウールのいいとこ取りをしたようなウェア。値段が高いのが難点ですが、冬をメインに、晩秋や早春など、コンディションが中途半端な季節に重宝します。

ベースレイヤーの下に着るドライレイヤー

ベースレイヤーがいちばん下(肌側)と説明しましたが、近年では『ドライレイヤー』という、ベースレイヤーのさらに下に着るウェアも開発されています。

名前からイメージできるとおり、ドライレイヤーは「水ばなれ」がよくて保水しないウェア。肌にいちばんちかいところに乾いた(保水しない)層をつくることで、肌の濡れをさらに減らそう、という考え方です。

登山者にもかなり浸透してきていてジャンルも確立されていますし、ベースレイヤーとは別の新しいレイヤーとして扱われることもあります。

ですが、『役割』に注目すると、やはり「肌をドライにたもつ」ためのウェアなので、ベースレイヤーの一部ということになります。

体温を調節・保温するミドルレイヤー

登山のミドルレイヤー

ミドルレイヤーは体温を調節するためのウェア。フリースやダウンがこれにあたります。

名前のとおり、ベースレイヤーとアウターレイヤーの間に着ます。とはいってもアウターレイヤーを着ないこともあるので、ミドルレイヤーがいちばん外側にくることもありますね。

ベースレイヤーが常に着るづけるウェアなのに対して、ミドルレイヤーは体温やコンディションに合わせて着たり脱いだりするものになります。

ミドルレイヤーの役割と仕組み

ミドルレイヤーの役割は、体を適切な温度に保つこと。そのときのポイントになるのがつぎの2点です。

① 空気の層による保温

② 水蒸気の放出

まず保温のポイントになるのは、『空気の層』。これをつくることによって、温かい空気を閉じ込めたり、寒い空気を遮断したりして温度を保っています。

ダウンやフリースは、この『空気の層』をつくるために毛足や『かさ』をだしているのです。つまり、より『かさ』がたかいウェアほど保温力がたかいことになります。

そしてふたつめのポイントが、水蒸気の放出。

この水蒸気は、ベースレイヤーが汗を乾かして発生したものなので、もともとは『汗』です。せっかく乾かして水蒸気にした汗ですが、放っておけばまた結露して『濡れ』になってしまいます。

ですので、ミドルレイヤーは通気性をもっています。これにより、水蒸気をどんどん逃がしてあげるわけですね。

保温力と通気性のバランスは、アイテムによってさまざま。コンディションにあわせて適切なアイテムを選ぶ必要があります。

ミドルレイヤーは行動用と停滞用で分けるのが基本

ミドルレイヤーは体温調節のウェアですが、山の気温は夜と日中では10℃以上の差ができますよね。その差を1枚のミドルレイヤーでカバーするのは、はっきりいって難しいです。

ですので、基本的には行動中と停滞中(体が冷えてしまうような長時間の休憩や、山小屋・テント場についたあと)の2種類を別で用意します。

ただし気温のたかい時期であれば、1枚のミドルレイヤーで行動も停滞もまかなってしまう(というか、行動中はほぼ着ない)ことも可能です。

また、ミドルレイヤーはとにかくめちゃくちゃ種類がおおくて、その保温力もバラバラ。

その種類や特徴の詳細は『ミドルレイヤーの種類と使いわけ』という記事にまとめたので、興味があるひとは読んでみてください。

登山のミドルレイヤー登山のミドルレイヤーが複雑すぎるので、現役アウトドア店員がまとめてみる

ミドルレイヤーの素材と特徴

いろんな種類があるミドルレイヤーですが、その素材は2種類だけ。

素材 メリット デメリット
化学繊維(化繊) 濡れにつよい・値段がやすい かさばる・重い
ダウン 軽量・コンパクト 濡れると保温力がさがる・高価

どちらも一長一短あって、お互いの欠点を補い合っているかんじ。

濡れに強い化繊のものは主に行動中に使い、軽くてコンパクトになるダウンは停滞中につかう、というのが一般的な使い分けです。

また、ダウン並みの軽さ・コンパクトさを実現した化繊のウェア(パタゴニアの『マイクロパフ』など)や、撥水加工をして濡れへの耐性をもたせたダウンなども登場しています。

ちなみにミドルレイヤーは、おなじアイテムを夏には停滞用・冬には行動用というかんじで使い回すこともできます。

とりあえずは、化繊のフリースと保温力のたかいダウンを1枚ずつ用意しておくとほとんどの季節に対応できます。

雨や風から体を守るアウターレイヤー

登山のアウターレイヤー

さいごに、アウターレイヤー。こちらもミドルレイヤーとおなじように、コンディションに合わせて着たり脱いだりするウェアです。

これは雨や雪・風をシャットアウトするためのウェアなので、着るときはいちばん外側。具体的には、レインウェアと『ハードシェル』がこれにあたります。

また、変わり種として『ソフトシェル』もいちおうこのジャンルに入ります(正確にいうと、ソフトシェルはミドルレイヤーとアウターレイヤーの間の子のような存在です)。

それぞれ特徴が違うので、ひとつずつ説明していきますね。

レインウェアは高性能カッパ

まずはレインウェア。これは説明不要だと思いますが、ざっくり言うと高性能のカッパで、主に春から秋までの3シーズンで使います。

冬でも、低山(1500m以下)でのちょっとした日帰り登山なんかでは十分につかうことができます。

とくに「雨のなかで快適に過ごせること」を重視してつくられています。

また、風を防いでくれるので、雨でなくても羽織ると寒さをやわらげてくれます。

ハードシェルは冬専用の強化版レインウェア

冬専用のアウターがハードシェルです。レインウェアよりも生地が厚く、ゴワゴワしています。

保温材がはいったウェアだと勘違いしているひともいるみたいですが、ハードシェルに保温力はありません(風を通さないので、レインウェアとおなじく寒さを和らげる効果はあります)。

冬以外でもつかえないことはないのですが、重い・かさばる・着心地がわるいという三重苦なので、基本的には真冬のみに活躍するウェアになります。雨よりも、「強風・雪のなかで快適に過ごすこと」を重視してつくられています。

レインウェアとハードシェルは完全防水で、『ゴアテックス』などの「水は通さないけど、水蒸気は逃してくれる素材」がつかわれます。

ゴアテックスの詳しい仕組み』は別の記事にまとめたので知りたいひとは読んでみてください。

ゴアテックスプロを使ったアウターゴアテックスとは?仕組みや特徴をアウトドア店員がガチ解説!

ソフトシェルは着心地重視の高性能ジャージ

ソフトシェルは、「ちょっとの雨や雪なら防いでくれて、風もだいたいシャットアウトしてくれる」というウェア。レインウェアやハードシェルよりもストレッチが効いていてムレをよく逃してくれる、快適性にシフトしたアウターです。

海外(乾燥していて、時期によってはほとんど雨が降らない)で生まれたウェアなので、雨がおおい日本ではそのポジションは中途半端。

晴れの予報でも「アウターはソフトシェルだけ!」というわけにもいかず、結局はレインウェアかハードシェルの代用品にはなりません。むしろどちらかというと、行動中のミドルレイヤーの代用になることが多いです。

撥水性がある(水をはじく)ので、コンディションをえらべば「ミドル+アウター」よりも「ソフトシェル+アウター」のほうが快適だったりもします。

ソフトシェルにもたくさんの種類があって、ペラペラのものから裏地のついた保温性のあるものまでいろんなものが開発されています。

ソウジュ

ペラペラのソフトシェルで、風をふせぐことに特化したやつを『ウィンドシェル』といいます。

下半身のレイヤリング

下半身のレイヤリング

下半身についても、だいたい同じようなアイテムが存在しています。

レイヤー 具体的なアイテム
ベースレイヤー ベースレイヤータイツ・コンプレッションタイツ
ミドルレイヤー ハーフパンツ・ロングパンツ・ダウンパンツ
アウターレイヤー レインパンツ・ハードシェルパンツ

こちらも季節やコンディションにあわせて各レイヤーを組み合わせるのですが、上半身よりもかなり大雑把です。

いちど着てしまえば登山中に脱いだり着たりするのは大変ですし、そもそも下半身は、内臓や体幹のある上半身にくらべると温度変化にあまり敏感ではありません。

春から秋までの3シーズンではロングパンツもしくはタイツ+ハーフパンツ、冬はタイツ(もしくはロングパンツ)+ハードシェルというパターンになることがほとんどです。

具体的なレイヤリングのモデルケース

さて、それぞれのレイヤーの特徴はだいたいつかめたでしょうか。これらのアイテムを、コンディションに合わせて組み合わせるのが『レイヤリング』です。

ヨウコ

レイヤーごとの役割は分かったけど、具体的にどんな感じに組み合わせればいいのかイマイチ分からないな…

ソウジュ

モデルケースをつかって説明するね!

想定したのは、10月初旬の北アルプス・涸沢カールの紅葉を楽しむ、1泊2日のテント泊プラン。

秋の北アルプス1泊2日のウェアの例

ウェアは、以下のものを選びました。

レイヤー メーカー 商品名 備考
ベースレイヤー パタゴニア キャプリーンライトウェイト 化繊・薄手の長袖
行動用ミドルレイヤー パタゴニア R1ジャケット 化繊・薄手フリース
停滞用ミドルレイヤー ノースフェイス アストロライトフーディー ダウンジャケット
アウターレイヤー(上下) ファイントラック  エバーブレスフォトンジャケット&パンツ レインウェア
行動用ミドルレイヤー(下) ノースフェイス アルパインライトパンツ 化繊・中厚ロングパンツ
停滞用ミドルレイヤー(下) ノースフェイス サンダーパンツ ダウンのロングパンツ

サンプルなので着替えは省いています。

10月の北アルプスは、天気がよければ暑いくらいのポカポカ陽気、冷え込めば雪がふったり凍ったりする中途半端なコンディション。

細かい体温調節ができるように、ベースと行動用のミドルは薄手のものを選んでいます。一方で下半身は中厚手のロングパンツにして、1枚で対応できるようにしました。

天候の変化にあわせたレイヤリングのモデルケース

天候の変化と、それに合わせたレイヤリング例はこんな感じ(温度の感じ方や発汗量は個人差があるので、あくまでひとつの例です)。

*写真では、一部のウェアが先ほどあげたアイテムとは異なっているます。ご了承ください。

  • 10/1 07:00@上高地バスターミナル
    晴れ 4℃
    ベースレイヤーとフリース
    登山用ロングパンツ

    歩きはじめ。ベース+フリース+中厚ロングパンツでスタート。すこし寒いが、動けば体があたたまることを見越してこの組み合わせ。

  • 10/1 08:00@明神
    晴れ 9℃

    ウェアはそのまま。

    気温はあがったが、平坦なので汗もかかずちょうどいい。

  • 10/1 11:00@本谷橋
    晴れ 17℃
    登山のベースレイヤー
    登山用ロングパンツ

    本格的な登り坂がスタートし、気温も一気に上昇。

    暑いのでフリースを脱いでベースレイヤーとロングパンツのみになる。

  • 10/1 13:00@涸沢カール
    晴れ 12℃
    ベースレイヤーとミドルレイヤー
    登山用ロングパンツ

    涸沢カールに到着、テントを張って行動終了。

    まだ暖かいが、もう動かないので停滞用のダウンを着用。

  • 10/1 18:00@涸沢カール
    晴れ 4℃
    ベースレイヤーとフリースと防寒着
    ロングパンツとダウンパンツ

    冷え込んできたので、ミドルレイヤーを2枚重ね。下はダウンパンツを重ね着してそのまま就寝。

  • 10/2 05:00@涸沢カール
    曇り 3℃
    ベースレイヤーとミドルレイヤー
    登山用ロングパンツ

    夜から雲がひろがり、気温はそこまで下がらなかった。ベース+ミドル(ダウン)+ロングパンツ。

    寒いので停滞用のダウンを着た。雨は降っておらず、下山日なので行動中に着ても問題ないと判断。

  • 10/2 08:00@北穂高岳山頂
    曇り 強風 4℃
    ベースレイヤーとミドルレイヤー・アウターレイヤーの組み合わせ
    ロングパンツとレインパンツ

    北穂高岳へ登頂。稜線の風が強く、体感温度はマイナス。

    雨はふっていないが、寒さをしのぐためにレインウェアを上下着用。

  • 10/2 10:00@涸沢カール
    雨 8℃
    ベースレイヤー・フリース・アウターレイヤーの組み合わせ
    ロングパンツとレインパンツ

    涸沢カールまで下山。

    途中から雨がふりだしたため、ミドルをフリースに変更。レインウェアは着たまま。

  • 10/2 12:30@横尾
    雨 12℃
    ベースレイヤーとアウターレイヤー
    ロングパンツとレインパンツ

    標高が下がるにつれて気温が上がってきたので、フリースを脱ぐ。もうすぐ雨は止みそう。

    ベースレイヤー+アウターレイヤー。レインウェアのベンチレーションも開ける。

  • 10/2 13:30@徳沢
    晴れ 15℃
    登山のベースレイヤー
    登山用ロングパンツ

    雨から晴れへ。気温が上昇。

    暑くなりベース+ロングパンツのみになる。

  • 10/2 15:30@上高地バスターミナル
    晴れ 18℃

    そのまま上高地へ下山。すっかり晴れて、暑いくらい。

  • 下山完了!

1日目は晴れ、2日目は曇り→雨→晴れという、気温やコンディションがおおきく変化する2日間のレイヤリング例です。

コンディションにあわせてかなりこまめにウェアを脱いだり着たりして、組み合わせを変えていることがわかると思います。

また、「30分くらい動いたら暑くなりそうだな」といったことを予測して、あえてすこし薄手のウェアを選んだりすることもあります。

まとめ:レイヤリングを身につけて快適な登山を!

長くなってしまいましたが、大切なのはつぎの2点。

  • ウェア(レイヤー)ごとの役割を理解すること
  • コンディションとウェアの特徴を考えて組み合わせること

レイヤリングさえしっかりとできればどんな季節でも快適に登山できますし、「どんなウェアが足りないのか」といったこともわかるようになってきます。

慣れるまでは戸惑うでしょうし、失敗して痛い目にあうかもしれません。それでも、自分の頭で考えながら試行錯誤していけばちゃんと身についていきます。

レイヤリングを身につけて、自立した登山者を目指しましょう!

途中で紹介した関連記事はこちら。

>>『ゴアテックスとは?防水の仕組みや特徴を解説!

>>『ミドルレイヤーの種類と特徴まとめ

>>『登山の服装とおすすめアイテムを紹介!

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