こんにちは、毎月10000円を読書に充てている南蒼樹です。
先日読んだ『筋トレが最高のソリューションである』が非常に面白かったのでご紹介します。ここでは手短な全体の感想と、個人的にとくに面白いと感じた『食事誘発性熱産生』というトピックに絞って1000文字程度でまとめていこうと思います。
2019年8月現在、本書はAmazonのkindle unlimitedの対象となっていますので、興味がある方は早めにダウンロードすることをおすすめします。
筋トレは冗談ぬきで最強のソリューション
まずはじめに、本書を読んだ直後の私の感想がこちら。
『筋トレが最高のソリューションである』
筋トレの効果・都市伝説の真偽を科学的根拠に基づいて解説。ノリの良い対話形式で非常に読みやすい。
若返り・長生き・生産性アップ・モテる・自信がつくらしい筋トレ、冗談抜きで最強では?🤔
とりあえずいまから筋トレする!https://t.co/YCUosE6n0L pic.twitter.com/fA1CpL4d4j
— 南蒼樹 | minami souju (@Sight50Sky) August 10, 2019
筋トレの効果・都市伝説の真偽を科学的根拠に基づいて解説。ノリの良い対話形式で非常によみやすい。
若返り・長生き・生産性アップ・モテる・自信がつくらしい筋トレ、冗談抜きで最強では?
とても読みやすく、また共感する部分が多かったので速攻で読み終えて速攻で筋トレしました。
高タンパクにするだけで痩せる『食事誘発性熱産生』の衝撃
個人的にとくに面白いと感じたのは、『食事誘発性熱産生』。簡単にいうと、「同じカロリーを摂取する場合でも、より高タンパクな食事をしたほうが摂取カロリーが少なくなる」という話です。
カロリーを摂取すると、それを体内に吸収すると同時に消化にもエネルギーが使われます。これを『食事誘発性熱産生』といいますが、なんとタンパク質では約30%がこれに相当します。ですので、実際に吸収されるのは70%の熱量だけということになります。糖や脂質は90%以上吸収されるので、タンパク質が異常な数値を示すことが分かりますね。
本書に簡単なシミュレーション結果がありましたので以下引用します。
1日2000kcalを摂取するAさん(タンパク質摂取量200g/日)とBさん(タンパク質摂取量50g/日)が1年間同様の食事を続けた場合、「年間で体脂肪7kg分の摂取カロリーの差が生まれる」
1日200gのタンパク質摂取は現実的になかなか難しい気がしますが、ダイエットをせずとも、高タンパクな食事を意識することである程度の脂肪を落とすことができる、という点が斬新かつ興味深いと思いました。
また、これ自体は筋トレには直接的な関係はありませんが、本書の主張は「筋トレをすることで健康な生活習慣が身につき、その結果アンチエイジングやダイエットなど様々な面において大きなメリットを生む」というものでしたので、その点でみても非常に納得のいくものですね。
興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。
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