【撤退】北アルプス全山縦走にチャレンジ、紅葉を満喫する山旅にいってきた

燕岳の稜線

2018年の9月21日-25日で北アルプス全山縦走にチャレンジしたのでそのレポートです。

結果からいうと、今回、北アルプスの全山縦走は達成できませんでした。もともとは10月19日までの約1ヶ月をかけた長期縦走の予定でしたが、5日目に膝を痛めてしまい、撤退・下山しました。

目標は達成できなかったものの、素晴らしい紅葉を味わう山旅となりました。

なお、今回の失敗をふまえて「長期縦走のコツ」もまとめたので合わせてどうぞ!

裏銀座を縦走する登山者初めてでも失敗しない!長期縦走を成功させるためのコツまとめ

北アルプス全山縦走のプラン

北アルプス縦走のの登山地図

くわしい計画や装備については『北アルプス全山縦走の計画まとめ』に書いたので、ここではざっくりと説明します。

北アルプスを歩く登山者【長期縦走】北アルプス全山縦走の計画や装備をまとめる

餓鬼岳の北にある『唐沢岳』からスタートして、常念山脈・槍穂高連峰・笠ヶ岳・劔立山・雲の平・後立山連峰をすべてつないで、親不知まで歩こうというプラン。予備日を含めて27泊28日の、単独・ノンデポ・テント泊での縦走です。

実際には5日目までしか歩けなかったので、行程はこんなかんじになりました。

日程 予定ルート 実際のルート
9/21 白沢登山口-唐沢岳-餓鬼岳-餓鬼岳小屋 白沢登山口-餓鬼岳小屋
9/22 東沢岳-燕岳-大天井岳-西岳-大天荘 餓鬼岳-唐沢岳-燕岳-富士見ベンチ-燕山荘
9/23 横通岳-常念岳-蝶ヶ岳-大滝山荘 大天井岳-西岳-横通岳-常念小屋
9/24 大滝山-霞沢岳-徳本峠小屋 常念岳-蝶ヶ岳-大滝山
9/25 上高地-焼岳-西穂山荘 槍見台-徳本峠-上高地(下山)
9/26 予備日

白沢登山口から餓鬼岳へ

初日は、白沢登山口から入山して餓鬼岳小屋まで。餓鬼岳の北にある唐沢岳まで往復するつもりでしたが、稜線にあがるところでタイムアップとなりました。

30キロのバックパックを背に、『白沢登山口』へ

まずは、入山口である『白沢登山口』へ。

ここは燕岳のとなり・餓鬼岳への登山口でもあります。北端のピークは『唐沢岳』ですが、ルートがないため、いったん餓鬼岳へのぼって稜線から唐沢岳を目指します。

もともとは最寄りの『信濃常盤駅』で野宿して登山口へと向かうつもりでしたが、バックパックは水をふくめて約35キロ。そのうえ天気も悪そうだったので、父親に送ってもらうことにしました。

縦走装備を詰め込んだバックパック

コンパクトに見えますが、75リットルのバックパックがパンパン。食料と水だけでほぼ20キロ、ヘルメットは外づけするしか手がありませんでした。

背負ってみた感触は「意外と重くないな」というものでしたが、いちど下ろしてしまうと重すぎてそのまま背負うことはできません。地面においたまま背負ってなんとか起き上がる、というかたちでしのぎました。

白沢登山口から餓鬼岳小屋へ

朝6時すぎ、白沢登山口に到着。雨の予報でしたが、なんとか天気がもって曇り空でのスタートとなりました。

登山口で記念に一枚。いよいよ念願の長期縦走がスタートします。気温もすこし肌寒いくらいで、短パンにベースレイヤーであるきはじめました。

白沢登山口と登山者

もちろんスタートからダブルストック。ほかの登山者もいない静かなスタートとなりました。

傾斜こそないものの、きわどい『へつり』や滑りやすい木のハシゴなど、なかなかスリリングなルートがつづきます。

餓鬼岳の白沢ルート

白沢ルートの滝

荷物が重いので、ちょっとバランスを崩すとあっという間に重心をもっていかれます。雨のあとということもあって、かなり緊張しながらジリジリ進みます。

個人的には大キレットよりも難易度たかいんじゃないかと思ったほど。とはいえルート自体はすごく楽しいので、こんどは軽装でのんびり歩きたいなと思いました。

白沢ルートの最後の水場

予想できたことでしたが、やっぱり荷物が重くてペースはあげられません。なんとかコースタイムぴったりで歩く、というかんじ。

最後の水場あたりから雨も降ってきて、レインウェアを着て歩くことになりました。ザックカバーのかわりにライナーにしたのですが、いちいちカバーを付けたり外したりする手間がなくて楽チンですね。

最後の水場をこえると、登山道は急登に。静かな樹林帯も、ひっそりと紅葉がすすんでいます。

餓鬼岳周辺の紅葉

レインパンツは直前に手入れしてきたのでバッチリかと思いきや、時間がたつにつれてびちょびちょに。激しい雨ではなかったのですが、2時間もたつともはや防水しているのかすら怪しいレベルに。

足をつたった水が靴下をとおって、登山靴がだんだん濡れていきます。縦走の初日でこれはマズい。マズいけどどうすることもできないので仕方なく歩きつづけます。

14時すぎ、コースタイムぴったりで餓鬼岳小屋に到着。ストックを使ったせいで腕もびちょ濡れ、この日の唐沢岳は断念してさっさとテントに入りました。

予定の行程もこなせてないしウェアも靴もびちょぬれ、おまけに翌日の早朝は大荒れの天気予報。山を楽しむよりも、「ほんとうに縦走をつづけられるのか」という先のことが不安で、心から縦走を楽しめていない自分がいました。

シュラフにはいって濡れたウェアを体温で乾かしながら、作戦を練り直します。

とりあえずレインパンツは新調しないと縦走をつづけられない(下にきたウェアと登山靴が濡れてしまうと低体温症・凍傷のリスクがたかまる)、という結論になり、ダメ元で友人にSOSすると、なんと翌日に中房温泉まで届けてくれるとの返答が。

これはありがたすぎる。ひとまず希望の光がみえたので、すこし安心して眠りにつくことができました。

唐沢岳を往復して燕岳へ

2日目は空身で唐沢岳を往復したあと、燕岳へ。燕山荘にテントを張って、レインパンツを受け取るために合戦尾根を往復しました。

餓鬼岳から唐沢岳を往復

目を覚ますと予報通りの雨と風。早くスタートしたい気持ちはやまやまですが、出発を遅らせて様子をみることにしました。

6時すぎ、少し雨風がおさまったタイミングで出発。まずは唐沢岳を往復します。

唐沢岳は、餓鬼岳から2.5時間ほど稜線をすすんだところにある常念山脈最北のピーク。名前すら知らない登山者も多いんじゃないかと思いつつ、そんなひっそりしたピークを踏みにいく「コッソリ感」がたまらなく気持ちいい。

視界もなければ装備も濡れてますが、体は圧倒的に軽くてどんどん足が進みます。

水浸しの靴さえ気にならなくなるほどの美しい雨の森で、さいごに急登をかけのぼるとそこが唐沢岳のピークでした。なにも見えないピークにきてこんなに嬉しかったのは初めてです。

帰りもサクサク歩いて、コースタイムのほぼ半分で餓鬼岳小屋に到着しました。

餓鬼岳小屋から燕岳へ

ただでさえスタートが遅かったのにくわえて、この日は三連休の土曜日。燕岳まではコースタイムで6時間以上かかるので、このままいけば燕山荘にテントを張るには絶望的です。最悪、小屋泊でも仕方がないと思いながら燕岳へむかって歩きはじめました。

悪天候のなか、いやらしいハシゴや岩場と格闘すること2時間ほど。雨風はだんだん落ち着いていき、ついに青空が見えてきました!「昼前から天候は急速に回復していく」というヤマテンの予報、ドンピシャすぎる。

餓鬼岳の稜線

岩と紅葉のコントラストがすごい。目指す燕岳は、奥の斜面の頂点です。遠い…

すっかり晴れた昼過ぎ、東沢岳に到着。ここからいったんがっつりとくだり、500mほど登り返して燕岳の稜線にでます。中房温泉からきたという登山者にもすれ違って、燕山荘のテント場はほとんど諦めながら登りにかかりました。

東沢乗越からの登りで足が攣りそうになりましたが、『エレクトロライトパウダー』で乗り切り、紅葉を満喫しながら高度をあげていきます。

北燕岳の紅葉

北燕岳の稜線

頑張ったおかげでコースタイムの7割ほどで稜線に到着。とちゅう、北燕岳のピークによって燕岳へ向かいます。

燕岳はものすごい人の数で、引いてしまうレベル。逃げるように燕山荘へ。この短い稜線あるきがじつはとてつもなく辛かったのですが、なんとか歩き切って15時すぎに燕山荘です。

気になるテン場はすでにギュウギュウ。トイレの裏にまでテントを張っているひとがいるくらいでしたが、なんとかソロテントを張れそうなスペースを確保することができました。

雨水の通り道らしく、ガッツリ傾いていて地面も岩だらけでしたが、とりあえず張れたことにひと安心です。

レインパンツをとりに、合戦尾根を往復

濡れた装備を乾かしたり眺めを楽しんだりしたいところですが、レインパンツの受け取りという重大ミッションが残っています。

友人はすでに中房温泉から登りはじめてくれている様子。暗くなるまで時間もないので、いそいで合戦尾根をくだります。

トレランと見間違われつつ、17時すぎに富士見ベンチからすこしくだったところで友人と合流。新品のレインウェアとタオル、そして差し入れのクッキーを届けてくれました。

体力的にはキツかったですが、ほんとうにありがたい。休日をつかって助けてくれたことに頭があがりません。縦走がおわったら乾杯することを約束して、燕山荘へ登り返します。

ひとまず装備への不安がなくなって、心にも余裕がもてました。18時すぎに燕山荘に到着し、星をみる元気もなく眠りに落ちました。

燕岳から常念岳へ

3日目は、大天井岳へのぼったあと、そのまま喜作新道で西岳まで往復し、常念小屋までというロングルート。2日目の疲れが残っていましたが天候に恵まれた1日となりました。

燕岳から大天井岳へ

朝3時すぎ、「ゴロッ」「ドカン」という物音と、テントの揺れで目をさまします。

「え!?落石?」と思いながら飛び起きると、うえのテン場(燕山荘のテン場は階段状になっています)の登山者がバランスを崩して落ちてきたとのこと。さいわい、その登山者にもぼくのテントにも被害はなくて安心しました。

朝5時、ほかの登山者が日の出を待っているのを横目にスタート。ほんとうはトイレに行きたかったのですが、パッキングをしたあとに備え付けの紙がないことに気づき、諦めてそのまま歩きはじめました。

靴は相変わらずグッチョリなうえ西風がつよくてけっこう寒いくて、鼻水をたらしながら大天井岳へと向かいます。ウィンドストッパーのグローブが重宝します。

大天井岳の紅葉

途中で日が出てきて、東の斜面の紅葉がとても綺麗に見えました。右奥がこれから向かう大天井岳。

2時間ちょっとで大天荘に到着、体が荷物の重さに慣れてきたのか、コースタイムの7割弱でこれました。昨日のハードルートのおかげで足は筋肉痛ですが、あまり大きなアップダウンがなくて助かります。

朝から快晴のうえ、いろんな不安がなくなって、歩くペースもあがってきて。縦走3日目にして、心から山を楽しみながら歩くことができました。

大天井岳から西岳を往復

荷物をおいて大天井岳の山頂をふんだあと、今度は西岳までのピストン。喜作新道を槍ヶ岳へむかって進みます。

じつはここは1ヶ月前の『裏銀座・表銀座縦走』でもあるいたのですが、そのときはガスガスで視界がなかったのでとても新鮮。こんなに眺めがいいとは思っていませんでした。

三ツ岳の稜線絶景の北アルプス・裏銀座と表銀座を3泊4日でテント泊縦走してきた

紅葉の大天井岳と槍ヶ岳

槍ヶ岳と紅葉の斜面のコラボにテンションがあがります。表銀座もすばらしい縦走路ですね。

ヒュッテ西岳の手前から急斜面をのぼって、10時まえに西岳に到着です。ヒュッテ西岳のロケーションはまさに反則レベル。天気のいいタイミングでまたテントを張りにきたいものです。

ヒュッテ西岳の紅葉

しばらく景色を楽しんだあと、きた道を引き返します。

濡れた靴で歩きつづけたせいか両足の小指が痛くなってきていましたが、目標としていた12時には大天荘に戻ることができました。

じつは今回の縦走では『プロテクトJ1』という皮膚の保護クリームをもってきていたのですが、これがとても調子がいい様子。初日・2日目と靴が濡れたまま歩いていましたが、マメや靴ずれにならずにすんだのはこのクリームのおかげでしょう。

このまま大天荘で泊まって濡れた装備を乾かすか、常念小屋までがんばるかかなり迷ったのですが、予定よりも半日ほど遅れていたので常念小屋までいくことにしました。

大天井岳から常念小屋へ

大天井岳から常念小屋までは、アップダウンがすくないトラバースが続きます。

去年の10月末にきたときは膝くらいの雪でとても苦しかった思い出がありますが、雪がなければ快適な歩き。小指の痛みを我慢しつつ進みます。

最後にして最大の難関は、横通岳の大きなくだり。

なんとか気合いで乗り切ると、そこが常念小屋です。14時すぎでしたが、すでにテン場は埋まりかけ。普段は平日にばかり登っているので、3連休の北アルプスの人気ぶりに驚かされます。

テントを張ったら濡れた装備を乾かして乾杯。明日はひさびさに乾いた靴と靴下で歩けるとおもうと嬉しくてたまりません。

足の小指は靴ずれになってしまっていました。大天荘でクリームを塗りなおさなかったことを後悔しましたが、むしろここまでノートラブルだったことのほうがすごい。

暗くなるまで『村上海賊の娘』を読んで就寝です。

蝶ヶ岳をこえて大滝山へ

4日目は、常念岳と蝶ヶ岳をこえて大滝山まで。頑張れば徳本峠までいけましたが、あえて短めのルートにして体を休ませることにしました。

常念岳から蝶ヶ岳ヒュッテへ

5時すぎにスタート。靴ずれにテーピングをしていたら出発がすこし遅くなってしまいました。

いきなり常念岳への急登ですが、なによりも乾いた靴と靴下がうれしくて、空身の登山者とおなじペースで上がってしまいます。

秋の常念小屋

常念岳へくるのは3回目ですが、雪のある時期にしかきたことがなかったので、山頂の狭さにすこし驚きました。今日は3連休の最終日。下山するだけのまったりしている登山者を尻目に、蝶ヶ岳へ向かいます。

常念岳のくだりはかなりの急斜面で、ちょっとバランスを崩せばふつうに大怪我できそうな感じ。慎重にくだります。

常念岳

そこから何度かアップダウンを繰り返して、9時ごろに蝶槍に到着です。

蝶槍からはなだらかな稜線あるき。途中でライチョウにも会うことができました。

このあたりから足がむくんできたのか、足の痛みがかなり辛くなってきていて、蝶ヶ岳ヒュッテにつくなりサンダルに履き替えてしまいました。

蝶ヶ岳をぬけて大滝山へ

蝶ヶ岳ヒュッテには知り合いのおしゃーさん(@sports30114 )が働いているのでご挨拶。スタッフさんに聞くと「おしゃーって誰?」といわれ、ちょっと焦りました(その後無事にお会いすることができて、コーラまで差し入れしていただきました)。

コーラとクッキー

午後から天気が崩れる予報だったので今日は大滝山までにすることにして、のんびり休憩させていただくことに。2日目に友人にもらったクッキーといっしょにおやつタイム。

計画より遅れていること、レインパンツ事件などなど、縦走が始まってからあったことや不安を相談したり、長期縦走のアドバイスをいただいたりしていたらあっという間に時間がすぎました。

ひとりで考えていたことを話したおかげか、すごく元気になって、これからの縦走にもすごく期待をもつことができました。

蝶ヶ岳から大滝山の稜線

大滝山のテント場

大滝山までのルートは人がすくなくてとてもいい感じ。稜線の岩っぽさがなくなって、草木に囲まれたなだらかな稜線がつづきます。1時間ちょっとで大滝山の北峰に到着、小さなテン場ですが眺めもよくてかなり気に入りました。

いよいよ明日で常念山脈の縦走が完了するので、つぎの槍穂高連峰へイメージが膨らみます。

もともとは西穂高岳-奥穂高岳の稜線をすすむつもりでしたが、荷物が重くて危険だと判断し、岳沢ルートをつかうプランに修正。この時点で予定よりも1日遅れですが、岳沢経由なら無理なく遅れを取り戻すことができそうです。

徳本峠を経由して撤退

5日目は徳本峠までいって霞沢岳を往復するプラン。余裕があればさらに上高地までおりて、小梨平でテントを張れればベストです。

朝5時にスタート。雨の予報でしたが、パラつく程度で快適な歩き出しでした。

ところが気持ちとは裏腹に、歩きはじめてすぐに右膝に痛みがでてきました。じつは2日目からずっと痛みはあったのですが、気になるほどではなかったし、前日も行動を少なくしたタイミング。「なんでここで?」というのが正直な感想です。

とりあえず膝が痛まないように工夫して進みますが、痛みは強烈になるばかり。登りはいいのですが、くだりがとにかく痛い。そして、徳本峠まではなだらかな長いくだり。途中で雨も本格的にふりだしました。

じつはちょうど1年まえにも、南アルプス縦走の5日目に膝を痛めて撤退した経験があって。それから9ヶ月にわたってトレーニングをつづけてきたので、「またか…」という気持ちもありました。

テーピングをしたり、歩き方を変えたり、重心をかえたりといろいろ試しつつジリジリと進み、なんとか徳本峠におりてきました。コースタイム4時間半のところに5時間半かかってしまいましたし、右だけでなく左膝も痛みはじめ、登りや平坦でも痛むような状態。

ここで停滞・回復をまって縦走を続行するか、もしくは撤退して下山するか迷いました。

時間はあったので停滞でもよかったのですが、昨年の経験からいうと、この膝の痛みが2-3日でとれるとは思えず(去年はまるまる1ヶ月かかりました)、もし痛みがとれても、またどこかで再発するのが怖いな、というのが正直なところ。

今回はたまたますぐにエスケープできる場所だっただけで、下山にまる1日以上かかる場所で再発してしまったら、下山すら怪しくなります。

しばらく考えた末、「今、このタイミングで下山する」のがベストだと判断、そのまま上高地へとくだることにしました。

決めてしまえば気持ちはかなり楽になって、とにかく安全に下山することに集中できました。

明神へのくだりが永遠に感じましたが、なんとか歩き切って、風景を楽しむ余裕もなく必死にあるいて上高地まで。13時すぎ、無事にバスターミナルに下山完了です。

これで、北アルプス全山縦走のチャレンジが終了。まさかの5日間、霞沢岳にいけなかったので常念山脈の全山縦走すらもできず、撤退というかたちになってしまいました。

まとめ:結果は残念だけど、山は素晴らしかった!

今回の縦走の感想をひとことで言うならば、やはり『残念』という言葉が先にたってしまいます。

北アルプス全山という1年越しの夢を実現できなかったこともそうですし、個人的なチャレンジでありがなら、いろいろな方が応援・サポートしてくれている縦走でもあったので、それを途中で撤退するにはかなりの勇気が必要でした。

そしてなによりも、ぼく自身が「北アルプス全山縦走達成しました!」と報告したかった。寂しい終わり方になってしまったな、と思います。

ですが、「そもそも何のためにやったのか」というと、「秋の北アルプスを満喫するため」でして。そう言う意味では、素晴らしい紅葉や美しい山に出会えて、とてもいい山行になりました。

去年は紅葉の時期をほとんど棒に振ってしまったので、山の紅葉をがっつり楽しめたのはじつは2年ぶり。北アルプスの紅葉はあまり見たことがなかったんですよね。

白沢ルートや餓鬼岳-唐沢岳のルートはぜひともまた来たいと思えるすばらしさでしたし、もういちど準備をととのえて、またチャレンジしたいと思っています。

北アルプス全山縦走の装備と計画』、『長期縦走のコツ』もまとめたのでぜひどうぞ。

北アルプスを歩く登山者【長期縦走】北アルプス全山縦走の計画や装備をまとめる 裏銀座を縦走する登山者初めてでも失敗しない!長期縦走を成功させるためのコツまとめ

最後になりますが、今回の北アルプス全山縦走を応援・サポートしてくださった方々、ほんとうにありがとうございました!

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