初めての登山の持ち物は?登山の道具を一挙に解説します

登山用ウェアと登山靴

いざ「登山の道具をそろえよう!」と思ってアウトドアショップに行っても、専門用語が多くてよくからない、という経験をした方もいると思います。

ここでは、初心者でも分かるように、専門用語をできるだけ使わずに(もしくは意味を説明しながら)、登山の道具を紹介していこうと思います。

登山の持ち物リスト

ソウジュ

雪のない時期(だいたい6〜10月)の日帰り登山の場合、こんな感じ。

登山の服装

  • 登山靴
  • レインウェア
  • バックパック(リュック)
  • 動きやすい服
  • 防寒着と手袋

 

基本装備

  • 水と食料
  • 地図アプリ
  • スマホとモバイルバッテリー
  • 現金と保険証

 

あると便利なもの

  • ヘッドランプ
  • エマージェンシーシート
  • ファーストエイドキット(絆創膏、下痢止め、常備薬)
  • 日焼け止め・サングラス
  • ウェットティッシュ

ヨウコ

やっぱり、けっこう必要なものが多いね…

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ものによっては代用できるよ!

「どんなもので代用できるか」も合わせて紹介していくね。

登山用品のレンタルサービスもおすすめ

この記事を読んでいるなかには、「これから本格的に登山を始めるぞ!」という人と、「とりあえず1回登ってみたい」という人がいると思います。

本格的に登山を始めたい人は読み飛ばしていただいて構いませんが、「とりあえず1回」という人には、『登山用品のレンタルサービス』をおすすめします。

登山の基本的な装備がセットになって、だいたい10000〜15000円程度でレンタルできるので、道具選びにかかるお金と時間をかなり節約できます。

そらのした』などの、登山用品レンタル専門店がおすすめです。

登山用品レンタル そらのした

ソウジュ

ここからは、登山の持ち物をそれぞれ解説していきます!

レンタルセットには含まれていないものもあるので、必要な部分をチェックしてみてください。

登山靴ははじめに揃えたい重要アイテム

「登山の装備でいちばん大事なものはなに?」と聞かれたら、僕は迷わず「登山靴」と答えます。

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最近はスニーカーと見分けがつかないくらいに軽くてシンプルなデザインの登山靴も増えてます!

予算の目安:15000〜30000円

登山靴えらびのポイント

登山靴をえらぶうえで一番大切なのは「自分の足に合うもの」にすること。長時間歩くことになる登山では、デザインだけで選んでしまうと痛い目にあいます。

① 登山用品店で試着してえらぶ

登山靴は実際に試着して選ぶのがベスト。店員さんに相談するとスムーズです。

 

② 足の実測サイズをはかる

サイズの目安は足の実測+1センチ。

 

③ 試着して足に合うものを探す

はじめの一足にはミドルカットのトレッキングシューズがおすすめです。

 

④ フィット感の最終チェック

実際に歩いてみて、圧迫感や痛みがないかどうか確認します。踵が動いたり、靴のなかで足がズレたりするものは避けましょう。

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登山用品店には試着用のソックスもあるはずなので積極的に利用しましょう!

登山靴はスニーカーでも代用できる

標高1000m程度で危険な場所のない低山であれば、スニーカーやランニングシューズでも代用可能です。

とはいえ、登山靴に比べると滑りやすいので気をつけましょう。

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(登山を始めたいなら、最低限、靴だけは買ってほしいなぁというのが正直なところ…)

レインウェアは高くても専用のものを

正直にいうと、毎回使うわけでもない(場合によっては1年で数えるほどしか使わない)アイテムですが、本格的に登山をするならばいずれ必要になります。

「最初に揃えろ!」とは言いませんが、登山用のものをできるだけ早い段階で揃えたほうがいいです。

予算の目安:20000〜50000円

レインウェア選びのポイント

レインウェアはかなり種類が多く、値段もピンキリ。まずは大定番の『ゴアテックス』という防水素材を使ったものを選ぶのが無難です。

① 上下別のものにする

ポンチョのようなものもありますが、上下がわかれたセパレートタイプのものを。

 

② ジャケットとパンツで500g前後が目安

上下で300gを切るほどの超軽量タイプもありますが、耐久性が落ちてしまいます。

 

③ 中に服を着ることを考えて、ややゆとりのあるものを選ぶ

レインウェアは一番外にくるアウターなので、サイズ感にも注意して選びましょう。

レインウェアより折りたたみ傘が有利なことも

・標高が低く、樹林帯しか歩かない

・岩場などの危険箇所がない

という条件であれば、折り畳み傘で代用することは十分可能です。

ただし、風に弱く、片手が塞がれてしまうという欠点があるので、レインウェアのほうがオールラウンドに使えます。

バックパックはフィット感で選ぶ

登山靴・レインウェアと合わせて『登山の三種の神器』と言われるバックパック(リュック)。普段使いのものでも代用できますが、専用のものには『重い荷物を快適に背負うための工夫』が詰まっています。

予算の目安:15000~20000円

バックパック選びのポイント

登山靴と同様に、見た目やデザインよりも「体に合うかどうか」が重要になってきます。

① 登山用品店で実際に背負って選ぶ

ストラップの調整でフィット感がかなり変わってくるので、店員さんに相談するとスムーズ。

 

② 大きさは30〜40リットル

日帰りしかしないならば30リットル、いずれ泊まりにも挑戦したいのであれば40リットルがいいでしょう。

 

③ 体に合うものを探す

肩ではなく腰で荷物を背負うイメージ。いくつか比べてみて「楽に背負えるもの」を選びましょう。

バックパックは普段使いのリュックでも代用できる

30リットルほどの容量があれば、普段使いのリュックでも十分代用できます。

快適性は全然違いますが、ひとまず代用品でしのぐ、というのもひとつの手ですね。急な雨からバックパックをまもる『レインカバー』も忘れずに。

『レインカバー』って?

バックパックにかける防水カバー。大きめのビニール袋でも代用できる。

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登山用のバックパックはレインカバーが付属するものがほとんど。念のため、買う前のチェックを忘れずに!

服装は「運動できる服」でオッケー

登山用のウェアはたくさんありますが、言ってしまえば「高性能ジャージ」なので、運動できる服装をしっかり揃えれば問題ありません。

予算に余裕があれば専用のものを揃えましょう!

登山の服選びのポイント

「動ければなんでもいい」というわけでもありません。チェックポイントはこちら。

① 綿(コットン)素材のものは避ける

綿は一度濡れてしまうと乾くのに時間がかかるので、登山には不向き。

 

② ダボダボのものは避ける

裾を踏んだり、木や岩にひっかけたりして転びやすいです。

 

③ 肌の露出を避ける(特に足)

虫さされ・擦り傷の防止として、ロングパンツか、タイツ+短パンがおすすめ。

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靴下は厚手のものがおすすめです!専用のものは3000円ほどで『生涯保障』だったりするので、この機会にひとつ買ってもいいかも。

夏でも防寒着と手袋は必須

手袋は1年中使える万能アイテム。薄手のものでいいので1枚用意しましょう。

さらに、目安として標高1500mを越える山にいくときには、真夏でも、なにかしら羽織れるウェアを用意した方がいいでしょう。

予算の目安:10000~30000円

防寒着選びのポイント

防寒着といっても、コートやスキーウェアはかさばり過ぎて登山には向きません。おすすめなのはダウンかフリースです。

ダウン

軽くてコンパクトで暖かい

濡れに弱い

 

フリース

濡れても保温力がおちない

ダウンよりもかさばる

ユニクロのウルトラライトダウンでもオッケー

保温力はそこまで高くありませんが、手を出しやすい価格帯なのが嬉しいですよね。個人差はありますが、春〜秋はだいたいこれ1枚で問題ありません。

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僕も登山を始めてしばらくウルトラライトダウンを使ってました!

さて、ここまでで『登山の服装』は終了です!おつかれさまでした。

一息ついたら、次は『登山の基本装備』を見ていきましょう!

食料はすぐに食べられるものを

飲み物は水やスポーツドリンク1リットルを目安に、季節や体質などを考慮して持ちましょう。荷物が重いと疲れますし、日帰りなら多くても2リットルで十分です。

行動食と非常食も必要なので、日帰り登山でもこんな感じになります。

・おにぎり(朝ごはん。出発前に食べる)

・お菓子やナッツ(行動食。登山中にこまめに食べる)

・惣菜パン(昼ごはん。山頂で食べる)

・エナジーバー(非常事態用の非常食)

登山での食料選びのポイント

基本的には「すぐに食べられるもの」がおすすめです。

① 火やお湯を使わずに食べられるもの

おにぎりやパンなど、「食器を使わずにサッと食べられるもの」が基本。

 

② 生もの(生肉や生魚)や汁ものは避ける

腐るものや汁がでるものは避けましょう。

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「山頂でカップラーメン」というのも定番ですが、お湯を沸かす道具が必要になります。基本装備が揃ったらチャレンジしましょう!

地図アプリは無料の「YAMAP」がおすすめ

「登山には紙の地図とコンパスだ!」というのが一般論ですが、使い方を知らなければ意味がありません。初心者には、GPSを駆使した地図アプリを利用したほうがずっとスムーズで使いやすいです。

代表的なものは有料の「山と高原地図のアプリ版」と無料の「YAMAP」のふたつ。どちらでもいいと思いますが、僕は無料のYAMAPを使っています。

YAMAP

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どちらを使うにせよ、事前に必要な地図をダウンロードしておきましょう。

地図アプリでできること

① 登山道やコースタイム(その登山道を歩くのにかかる時間の目安)が分かる

② 登山中に現在地が分かる(GPS)

③ 登山中のログ(どんなペースで、どのルートを歩いたか)がとれる

④ 他の登山者の記録で登山道の状況などが分かる

スマホとモバイルバッテリーは必需品

地図アプリに加えて、カメラとしても使えて非常時には連絡手段にもなるスマホは、もはや登山の必需品です。寒い場所ではバッテリー切れが多発するので、モバイルバッテリーと充電コードも忘れずに。

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地図アプリはバッテリー消費が激しいので、登山中は『機内モード』にして節約しています

山ではカードよりも現金を

登山口までのバスの運賃のほか、山小屋のトイレを借りたい!(だいたい1回100~200円かかります)といったときには現金が必要になります。カードは使えないことがほとんどなので、非常時に備えて現金は持っておくようにしましょう。

また、怪我をしたときに備えて保険証(もしくはコピー)も忘れずに。

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さて、『登山の基本装備』はここまでです。さいごに『あると便利なもの』を見ていきましょう!

ヘッドランプは非常時のお守り

登山の小物

何らかのトラブルで日が沈むまでに下山できない場合に備えて、ひとつあるとめちゃくちゃ心強いアイテム。スマホを懐中電灯として使うこともできますが、両手をフリーにできた方がいいです。

おすすめは『Petzl(ペツル)』というフランスのメーカーのもの。海外のレスキュー隊でも使われていて、シンプルで高性能です。

予算の目安:3000円

災害のときにも使えるエマージェンシーシート

これも非常時に備えたアイテムで、頑丈なアルミシートのようなもの。非常時にくるまって保温します。災害のときにも使えるので、ひとつ買っておいてもいいと思います。

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僕はSOLというメーカーのものを使っています。テント泊で寒い時にシュラフと重ねて使ったりもしますね。

予算の目安:3000円

最低限のファーストエイドキット(テーピング・絆創膏・常備薬)は持っておこう

登山中の軽い怪我に対応できる程度の備えはしておくことをおすすめします。

常備薬や下痢止め、絆創膏に加えて、捻挫から登山靴の破損(靴底が剥がれるetc)までカバーできるテーピングもおすすめ。

予算の目安:2000円

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小物入れにまとめておくと便利です!

紫外線と汗対策も万全に

屋外で長時間歩くことになるので、紫外線と汗対策もしておきたいところ。日焼け止めやウェットシートに加えて、サングラスがあるとなおよし。

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僕は晴れた日に裸眼で登山すると頭痛がするので(おそらく紫外線が原因)、サングラスは手放せません!

まとめ:持っているものを有効活用しながら登山の持ち物を揃えるのがベスト

長い記事になってしまいましたが、道具はひととおり揃いましたか?

登山には必要な装備がたくさんありますが、最初から専用のものを揃える必要はありません。代用したりレンタルを利用したりして、賢く揃えましょう!

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