【登山の始め方】なにから始める?季節や予算は?初心者の疑問に答えます

トレッキングする登山者

ここでは、「登山をはじめてみたい!」という初心者にむけて、登山の始めかたを解説していきます。

ヨウコ

登山をしてみたいけど、なにから始めればいいのかわからないな…

これから登山をはじめようとしているひとは、予算や持ち物などなど、気になること・わからないことが盛りだくさんですよね。

この記事ではそんな悩みを解決するべく、登山初心者が気になるであろうポイントをQ&A形式でまとめました。

まずはザックリと全体像をつかむところからはじめていきましょう!

登山を始めたい!どうすればいい?

登山をはじめるには、ざっくりと以下のようなステップが必要になります。

  • ステップ1
    道具をそろえる

    山を登るには、そのための道具・服が必要です。レインウェアや登山靴などをそろえましょう。

    山にはコンビニなどはないので、食料や水も自分でもっていきます。

  • ステップ2
    山を選ぶ

    登る山を選びます。景色がいいところ、簡単に登れるところなど、いろんな山があります。

    「富士山に登りたい!」など、すでに登る山が決まっている場合はこのステップはとばしてOKです。

  • ステップ3
    登山の計画をたてる

    登る山が決まったら、具体的な計画をたてていきます。

    いつ、誰と、どの登山口から登るのかなどをひとつずつ決めていきます。

  • ステップ4
    登山の基礎知識を知る

    登山には、登山特有のマナーや知識があります。

    とりあえずは最低限で大丈夫。登山を続けていくうちに身につけていきましょう。

  • ステップ5
    山に登る

    じっさいに山に登りましょう!

    体力にあまり自信がなくても、ゆっくり登れば大丈夫です。

    登頂しても、下山まで気を抜かないこと。

  • 下山完了!

それぞれのステップの具体的な説明は、別の記事で用意しています。

この講座の記事を順番に実践していけば登山を始めることができるので、ひとつずつ順にチェックしてみてください。

また、より具体的なイメージを知りたければ、マンガや映像をみるのがおすすめです!

ここからは、登山初心者にむけたQ&Aになります。クリックすると回答が表示されるので、気になるポイントがあればチェックしてみてください!

登山全般について

魅力やシーズンなど、登山の全般的な質問はこちら。

じつは登山にはいろんな種類があります。

ハイキングやトレッキング、ロングトレイルやクライミングなどなど、挙げはじめるとキリがありません。

ひとまずここでは『トレッキング』と『ハイキング』、そして『クライミング』の違いをご説明します。

トレッキングは、歩いて山頂を目指すこと。場所によっては手をつかうこともありますが、特別な技術は必要ありません。日本での登山は、ほとんどがこのトレッキングになります。

ハイキングは、なだらかな丘や高原を歩くもの。トレッキングをさらにゆるくしたような感じで、山頂はとくに目指しません。

クライミングは、ロープなどを使いながら、岩壁をよじ登るようなスタイルです。自然のなかにある壁でボルダリングをしているようなイメージ。特殊な道具や技術が必要になります。

この初心者講座では、登山=トレッキングとして説明していきます。

トレッキンングについてはさきほど挙げた『山と食欲と私』、クライミングについては『MERU』あたりを見ると、より具体的なイメージがわくと思います。

ソウジュ

クライミングに興味がある方は、まずはボルダリングジムに行ってみることをおすすめします!

自然の美しさや壮大な景色、山頂で食べるごはんなど、人によってさまざま。

…というのは建前で、実はひとことで「これが良い!」とハッキリ言うことはできません(登山をするひとなら、この感覚にめちゃくちゃ同意してくれると思います)。

なんかもう、全体的にいいんです(語彙力)!

とにかく山には、山にきた人しかわからない魅力があります。それをお伝えするには、やっぱり実際に山に登ってみてもらうしか方法がないように思います。

感覚の話になりますが、おそらく一般的にイメージされているよりはずっと簡単です。

ただし、登山の難易度は、同じ山でもシーズンや天候によって大きくかわってきます。

人並みの体力があって、ちゃんとした準備(装備や計画)をすれば、初心者でも問題なく登れます。

富士山は標高こそ日本一ですが、登る難易度としては低いほうです。

また、開山シーズン(7月下旬~9月上旬)の週末などは行列ができるくらい混むので、できれば平日を狙いましょう。

怪我をしたり、場合によっては死ぬリスクはたしかにあります。

ただし、このリスクは正しい知識や技術を身につければコントロールできるので、むやみに怖がる必要はありません。

冬をふくめて、1年中登ることができます。

冬でも雪がふらない山もたくさんありますし、雪が積もっていても、技術や経験を積めば登ることは可能です。

山によりますが、夏〜秋のシーズンがおすすめです。

  • 低山(1500m以下)→4~7月・9~12月
  • 中級山岳(2000m級)→6~11月
  • 高山(3000m級)→7~9月

低山は真夏だと暑すぎるので春と秋、2000m以上の中級山岳や高山では夏から秋がおすすめのシーズンです。

雪がふらない低山でも冬には凍結してリスクがあがるので、それ以外の季節にはじめて経験を積みましょう。

OKです。

ひとりで登山することを、『単独登山』とか『ソロ登山』といいます。

ただし、ひとりで登山する場合は何かあったときにすべて自分でなんとかしなければいけないので、初心者は避けたほうがベター。

まずは経験者と一緒にのぼることから始めるのが理想的です。

トイレは山小屋、お風呂は基本的に入れません。

トイレをするときは山の宿泊施設である山小屋のトイレをつかいます。排泄物の処理にお金がかかる(ヘリで運んだりバイオ処理したり)ので有料のところがほとんど。1回100~200円が相場です。

山小屋のない場所では携帯トイレをつかうのが基本ですが、どうしようもないときには道をはずれたところで用を足す場合もありますね。

お風呂は、基本的には入れません。たまに温泉が湧いていたり、山小屋にお風呂があったりするので、そういった場所では例外的にお風呂に入ることができます。

登山の持ち物や服装について

登山の持ち物や予算についての質問はこちら。

よく言われるのは『20万円』ですね。

が、これは工夫次第でかなり減らすことができます。登山専用のものが用意できればベストですが、スポーツ用のもので代用したりすれば予算はもっと少なくて済むはずです。

少ないひとで2万円ほど、高いひとで20万円ほどというイメージです。

「絶対にこれは必要!」というものをまとめるとこんな感じです。

  • 動きやすい服装
  • レインウェア
  • 防寒着
  • 替えのTシャツ
  • 登山靴
  • リュック(バックパック)
  • リュック用レインカバー
  • ヘッドライト
  • 登山地図
  • 水と食料
  • スマホ(登山地図アプリ)
  • モバイルバッテリー
  • 現金と保険証
  • ファーストエイドキット
  • エマージェンシーシート

それぞれの具体的な説明や選び方・そろえる順番は、「初心者むけの登山の装備と選び方」という記事で詳しく解説したので、そちらをチェックしてください。

登山用ウェアと登山靴【初心者むけ】登山の持ち物と選び方、おすすめアイテムを一挙に紹介!

『石井スポーツ』や『好日山荘』・『秀岳荘』などの専門店か、『モンベル』や『ノースフェイス』などの総合メーカーで買うのがおすすめです。

とくに登山靴やリュック(バックパック)はサイズ合わせが重要なので、お店で試着してから買うことを強くおすすめします。

また、ネットショップでも買うことができます。

登山用品のレンタル専門店」でレンタル可能です。

だいたい、登山の装備がセットになって10000~15000円くらいなので、「とりあえず1回登ってみたい」とか「これから登山を続けるか分からない」というひとはレンタルしたほうが安くあがるかもしれません。

ただし、登山に必要なものがすべて揃うわけではないので注意が必要です。

登山ではグーグルマップなどのスマホの地図アプリは使えません。紙の登山地図とスマホの『登山地図アプリ』を併用するのが一般的です。

登山地図には登山道や登山口のほか、「あるくのにかかる時間の目安」や「登山口までのアクセス方法」などなど、登山に欠かせない情報が盛りだくさん。

本当はさらに地形図もあわせて使うのがベストですが、これにはコンパスの使い方をマスターしなければいけないので、初心者には難しいです。

初心者はとりあえず、行き先をきめたらその山の『紙の登山地図』と、登山地図アプリを用意して使ってください。

地図アプリは、無料でつかえる『ヤマップ』がおすすめです。

まとめ:登山はそんなにむずかしくない!

まだまだ分からないことはたくさんあると思いますが、登山はそんなに難しいものではありません。

知識や技術もたくさんありますが、それも登山をつづけるなかで身につけていけばいいもの(もちろんできるだけはやい段階でみにつるに越したことはありませんが)。

登山用品もレンタルや代用品をつかえばそんなに高額にはなりませんし、まずは「ちょっと登山はじめてみようかな」くらいの気持ちで始めてみてください。

つぎの講座からいよいよ、登山をはじめるための具体的なステップを解説していきます!

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