2018年7月17日-20日で槍穂高縦走をしてきたので、その様子をレポートします。
すばらしい天気にめぐまれ、ジャンダルム・大キレットの高難度ルートにチャレンジする絶好のチャンスとなりました。
目次
夏の槍穂高テント泊縦走プラン
まずは今回のプランについて。
『槍穂高』では分かりづらいかもしれませんが、北アルプスのシンボルである『槍ヶ岳』と、岩の殿堂『穂高岳』をつなぐ縦走になります。
穂高岳には北から『北穂高岳』『奥穂高岳』『前穂高岳』『西穂高岳』という4つのピークがあって、まとめて『穂高岳』とよばれています。
今回は、上高地を起点としてまず『焼岳』へのぼり、『西穂高岳』そして『奥穂高岳』へと縦走します。
そして『前穂高岳』をピストンしたあと、『北穂高岳』をぬけて『槍ヶ岳』へ。さいごに槍沢ルートで下山して、ついでにクライミングのベースである『奥又白池』によってくる、というもの。
この秋にチャレンジする『北アルプス全山縦走』でとおる予定のルートを部分的にそのままたどった、下見のようなかたちです。
行程は3泊4日(予備日をいれて5日)、すべてテント泊になります。
『ジャンダルム』・『大キレット』って?
どちらもこのエリアにある難所のこと。
ジャンダルムは西穂高岳から奥穂高岳までのあいだ、大キレットは槍ヶ岳から北穂高岳のあいだにあります。
夏景色の焼岳から穂高の稜線へ
初日は上高地から焼岳、そしてそのまま稜線をたどって西穂山荘まで。
上高地ルートから緑のあふれる焼岳へ
上高地へは松本からバスでアクセスします。
もともとは『上高地バスターミナル』からスタートするつもりでしたが、バスのなかで『帝国ホテル』からスタートしたほうが近いことに気づいて変更。15分の道のりを節約することができました。
市街地ではうだるような暑さがつづいていますが、朝7時の上高地はひんやりとしていてきもちいいです。
おもえばこのところ日帰り登山とかクライミングばかりしていたので、テントを背負って縦走するのは3月以来。ルート上には水場がほとんどないため、水4リットルをふくめてザックは16キロほどになりました。
梓川をわたって、森のなかの登山道にはいっていきます。
涼しかったのははじめだけで、歩きはじめて体があったまると暑くてたまりません。樹林帯なので風がぬけず、すぐに汗だくになってしまいました。
ふと「ベースレイヤーをぬいでドライレイヤー1枚にしてみたら調子いいかも?」と思いついてためしてみると、これがなかなか快適。人がほとんどいないことをいいことに、そのまま登山続行です。
ベースレイヤーを汗でビチョビチョにせずに温存できますし、一石二鳥ですね!
ハシゴをこえて歩くこと1時間ちょっと。視界がひらけて、焼岳がみえてきました!
日差しは痛いぐらいですが、ひんやりした風が気持ちいい。それにしても素晴らしい登山日和です。
焼岳って火山なのに、青々としていて不思議な山ですよね。
焼岳小屋でザックをデポして、水だけもって焼岳へ向かうことにしました。
焼岳小屋から焼岳をピストンし、西穂山荘へ
目の前には焼岳、右に笠ヶ岳で左に霞沢岳、そして振り返れば穂高岳。
すばらしいながめの稜線歩きを楽しむこと1時間、ついに焼岳に登頂です。
3連休あけなので山頂をひとりじめできるかと思っていましたが、たくさんの登山者でにぎわっていました。
ここまでドライレイヤーできてしまったことをすこし後悔しましたが、『ミレーのあみあみ』ではなく『ファイントラックのスキンメッシュ』なのでまだセーフだと信じましょう。
これからむかう縦走路が見えて、テンションが上がります。
今日の目的地である西穂山荘や、穂高の稜線、そして槍ヶ岳までバッチリ。
焼岳小屋まで40分ほど。空身だったのにもかかわらず、ほぼコースタイムどおりでした。写真を撮りながらだったことを考えても、ちょっとシビアなコースタイム設定のようにおもいます。
さて、ここから西穂山荘までは稜線をたどるのですが、標高のせいかふたたび樹林帯です。
「やたら長い」「ぬかるんでる」「景色がない」「虫がおおい」などなど、嫌なウワサをたくさんきいていましたが、歩くんだから仕方がない。
ビビっていましたが、歩きはじめると別にそんなにいやらしいルートでもありません。
たしかにところどころぬかるんでいて何度もきたくなるようなルートではないですが、とくべつに虫が多いようにも感じませんでした。
いくつかアップダウンを繰り返して最後の登りをおえると、そこが西穂山荘です。
ビールをのんで昼寝して気がつけばまわりはガスガスに。夕日は無理かも、と思いましたが、ガスと夕日のコラボで幻想的な景色をたのしむことができました。
西穂高岳から奥穂高岳・前穂高岳をぬけて穂高岳山荘へ
2日目のルートはまず西穂高岳にのぼり、そのまま奥穂高岳へとむかいます。そこから前穂高岳をピストンし、穂高岳山荘をゴールとしました。
「一般登山道最難関」とか「バリエーションルート入門」とかいわれるのが、この西穂高岳と奥穂高岳をつなぐ稜線です。
この縦走のいちばんの核心ですね。
西穂高岳よりジャンダルム、そして奥穂高岳へ
朝5時に西穂山荘をスタート。
準備でバタバタしていて日の出を見ることはできませんでしたが、今日も文句なしの快晴です。
ガラガラした崩れやすい石に体力を奪われながらも、まわりの景色を楽しみながらのぼると『西穂独標』につきました。
ここからシビアな岩稜あるきがはじまります。ヘルメットの着用はもちろんのこと、足元に注意しつつ、さらにまわりの景色も見逃せません。
ピラミッドピークをこえると、西穂高岳の山頂。奥穂高岳への稜線は、人をよせつけない威圧的な空気をもっています。
とてもとおれそうに見えない岩稜ですが、ピークをこえたり、巻いたり、下ったりとうまくルートがつけられていて、技術的な難易度はそれほど高くありません。
ただし、西穂高岳から奥穂高岳まではコースタイムで6時間半。
こえてもこえても、いやらしい岩峰がつぎつぎと現れます。
クライミングの技術があればベストですが、なによりも体力と集中力を求められるルートですね。また、ルートが急に曲がったりするので、たしかなルートファインディング能力も必要です。
西穂高岳から3時間でジャンダルムに到着。いつかあいたいと思っていた天使にあえて大満足です。
奥穂高岳も見えてきました!
ジャンダルムの先も、『ロバの耳』や『ウマノセ』といった難所がつづきます。
個人的には、ジャンダルムから奥穂高岳のあいだがいちばんいやらしく、気をつかいました。
これまでの岩稜あるきで集中力・体力がきれてくるタイミングだったのかもしれませんね。
ジャンダルムを振り返ったところ。こちらから見ると、本当にとんでもないかたちをしていますね。
11時すぎ、奥穂高岳に到着。
11時半をリミットに前穂高岳へいくか決めるつもりだったので、このまま前穂高岳まで足をのばすことにしました。
奥穂高岳から吊尾根で前穂高岳をピストン
前穂高岳までは、『吊尾根』といわれるきれいなカーブをえがいた稜線をたどります。ただし稜線ではなくて、稜線の南側をトラバースしていって、最後にグッと登るルートです。
さっきまであるいていた神経を削るような道とくらべるとかなりあるきやすく、気持ちにも余裕がもてます。
西穂高岳から奥穂高岳の稜線もみえました。本当にこんなところをあるいてきたのかと思うほど。
前穂高岳は360度の絶景で、表銀座や槍ヶ岳、そして遠くには立山のほうまでよく見えます。明日はこの稜線をあるくことを考えるとワクワクがとまりません。
じつは3年前にも来たのですが、そのときはガスガスでなにも見えなかったので地味に嬉しかったり。
正直なところ、このあたりでもう絶景も岩稜もお腹いっぱい。
ビールが飲みたくてたまらなくなってきたので、サクッと戻りましょう。
途中、ライチョウにも会うことができました。
2時すぎ、穂高岳山荘でテントを張り、念願のビール。
夕日に照らされたジャンダルムがとっても綺麗でした。
北穂高岳をぬけて槍ヶ岳の稜線へ
3日目は、涸沢岳・北穂高岳・南岳・中岳・大喰岳をとおって槍ヶ岳山荘まで。
前半には大キレット、後半は3000mの稜線あるきという、雰囲気のまったくちがうルートを1日であじわう贅沢なプランです。
北穂高岳から大キレットをぬけて南岳へ
昨日は日の出がみられなかったので、4時すぎにスタート。
風のおかげか、テントもフライも結露がなく、サクサクと回収できました。夜中に星をみるために、テントを開けっぱなしにしていたのもよかったのかもしれません。
20分ほどのぼると涸沢岳で、そこからはクサリとハシゴのオンパレード。
とくに怖いのが、最低コルにくだる途中のハシゴ。ハシゴが途中で終わっていて、岩に打ち込まれた杭をつかって通過します。
正直なところ、大キレットよりも涸沢岳から北穂高岳のほうが個人的にはずっと怖いと感じました。
ルートはとてもスリリングですが、景色は超一級。右には涸沢カール、そして目の前には槍ヶ岳へとつづく美しい稜線がのびています。
シビアなくだりが終わってグイッとのぼると、そこが北穂高岳の山頂でした。
ここに来るといつも思うのですが、北穂高小屋のロケーションって最高なんですよね…
とくにこのテラスからの眺めは、文句のつけどころがありません。ここで行動をおえてビールを飲みたいところですが、じつはまだ朝の6時半。
…がんばって槍まで行きましょう。
そして、この北穂高岳のくだりから大キレットがはじまります。
が、気がついたら大キレットの難所である『飛騨泣き』を通りすぎていて、あわてて振り返って写真をとりました。
そのあと『長谷川ピーク』もありますが、昨日からあるいてきたルートとくらべるとずっと楽。
最後にガツンとのぼれば南岳です。
3000mの縦走路を槍ヶ岳へむかって
南岳からの穂高岳のながめは超一級。そして南岳小屋のロケーションもすばらしいです。
小屋に泊まるなら北穂高小屋、テントを張るなら南岳小屋が狙い目でしょうか(北穂小屋はテン場がとおいらしい)。
そして、スリリングなルートもここまで。ここから槍ヶ岳までは快適な稜線あるきが楽しめます。ここ2日間でシビアなルートはお腹いっぱい。このゆるゆると歩ける稜線がたまりませんね。
途中、中岳の雪渓のしたでは水がとれます。だいたい8月までは水がとれるとのこと。
汗と太陽で火照った肌に、冷たいゆきどけ水がめちゃくちゃきもちいい。水で荷物は重くなりましたが、さっぱりして足どりは軽くなります。
槍がどんどん近づいてくる縦走路はたまりませんね。
中岳・大喰岳をこえると、槍ヶ岳山荘です。
昼過ぎから天気が心配なので(昨日も一昨日もガスがわくパターンでした)、そのまま山頂までかけあがります。
12時前、ついに槍ヶ岳の山頂につきました!
じつは槍ヶ岳はさき延ばしにしつづけてきたので、登頂したのははじめて。
それと同時に、国内3000m峰21座の完登となりました。節目が槍ヶ岳というのもきもちがいいものです。
昼過ぎには槍ヶ岳のふもとでテントを張ってプシュッと。お疲れさまでした。
ちなみに槍ヶ岳山荘のテント場は、ついた順に張るスペースを指定されます。
好きな場所にはりたくて頑張ってくる登山者もいるでしょうし、このシステムには疑問を感じますね…
槍沢ルートで上高地へと下山
4日目は下るだけ。下るだけではもったいないので、奥又白池によっていきます。
朝はのんびり撤収して6時ころに槍ヶ岳山荘をあとにしました。
さいごにもう一度槍ヶ岳にのぼろうかとも思ったのですが、なんとなく気が向かずにそのまま下山をはじめてしまいました。
くだりはじめてみると、とにかく日差しが痛いのなんの。昨日までの日焼けがひどかったのと、地形的にまったく風がとおらないのとで太陽光のダメージをモロにうけます。
のんびりくだるつもりだったのですが、日陰になるカールの底部まで大急ぎでくだりました。
大曲からさきはほぼ平坦なルートがダラダラとつづいて、メンタルを削られます。
奥又白池は徳沢のてまえから右へおれていくのですが、ぼくのしょぼいメンタルがこのひたすらに長い平地あるきにたえきれず、今回はパスすることにしました。
さいごは気力で上高地までくだり、11時すぎに火照った足を梓川にひたして下山完了。
もうしばらくこの平地は歩きたくないです…
槍穂高縦走でつかった装備リスト
リクエストがあったので、今回の縦走でつかった装備の詳細をまとめました。
軽量化にはあまりこだわらずに快適性を重視したので、重さもザックリです(「〜くらい」とした部分は体感値です。だいたい合っているとは思いますが…)。
トータルで17キロちょっとですが、着ていた分をひけば16キロくらいになるはず。
なにかの参考になれば幸いです!
基本のテント泊装備
アイテム | メーカー | 商品名 | 重量(g) | 備考 |
---|---|---|---|---|
バックパック | カリマー | リッジ40 | 1600くらい | |
登山靴 | テクニカ | FORGE GTX | 1180 | 熱成形型登山靴 |
テント | モンベル | ステラリッジ2型 | 1800くらい | ダブルウォール |
シュラフ | ナンガ | UDD BAG 280 | 550 | レギュラー |
マット | NEMO | テンサーインシュレーテッド S | 265 | ショート |
バーナー | JETBOIL | マイクロモ | 400 | クッカー込み |
燃料 | JETBOIL | ジェットパワー100G | 194 | |
カトラリー | sea to summit | アルファライトスポーク | 9 | |
ヘッドランプ | Petzl | タクティカ+ | 87 | 電池込み |
ヘルメット | マムート | ウォールライダー | 220 | |
ランタン | ランドポート | ソラーパフ | 80くらい | |
合計 | 6385 |
ルートの半分以上が岩稜になるため、トレッキンポールは省きました。
バーナーは縦走では初めてのジェットボイルを投入。300mLほどの湯沸かし4回で、燃料は15gほど使ったようです。
登山靴はがっつりした縦走用のものではなく、いま話題の『熱成形型トレッキングシューズ・フォージ』を投入。今回の縦走で気になった点も追記しました!

衣類・ウェア
アイテム | メーカー | 商品名 | 重量(g) | 備考 |
---|---|---|---|---|
ドライレイヤー | faintrack | スキンメッシュTシャツ | 46 | 汗冷え対策 |
下着 | faintrack | スキンメッシュボクサー | 30くらい | |
ベースレイヤー | Patagonia | ウィンドチェイサーT | 100くらい | |
ベースレイヤー予備 | ノースフェイス | 不明 | 150くらい | ポリ100のシャツ |
タイツ | C3fit | エレメントロングタイツ | 100くらい | |
パンツ | Patagonia | バギーズショーツ | 80くらい | 裏メッシュ除去 |
ねまきシャツ | 大雪渓 | 不明 | 150くらい | ポリ100のシャツ |
ねまきパンツ | ノースフェイス | フレキシブルアンクルパンツ | 200くらい | |
ソックス | Foxfire | ゼロドライソックス | 200くらい | 予備含め2つ |
予備ソックス | 不明 | 不明 | 100くらい | 予備 |
ソフトシェル | Mountain Equipment | Squall hooded jacket | 300くらい | |
ミッドレイヤー | Patagonia | R1 | 300くらい | 化繊フリース |
レインウェア | faintrack | エバーブレスフォトンジャケット | 300くらい | |
レインパンツ | faintrack | エバーブレスフォトンパンツ | 200くらい | |
合計 | 2256 |
引かれるかもしれませんが、下着をスキンメッシュボクサーにすることで替えパンツを省きました。
日焼けと岩からの保護という意味で、2日目・3日目にはタイツを使用。
ねるときにベタベタした状態でシュラフに入りたくないため、ねまき用のシャツをパンツを用意しました。
重さがかなりざっくりで申し訳ないですが、保温着としてのR1ふくめ、多すぎもせず少なすぎもせず、絶妙なバランスで組み立てられました。
小物・その他
アイテム | メーカー | 商品名 | 重量(g) | 備考 |
---|---|---|---|---|
スマホ | apple | iPhone7 | 137 | 防水 |
腕時計 | プロトレック | PRW-S6100Y | 75 | ソーラー |
財布 | ノースフェイス | 不明 | 200くらい | 現金・保険証・カード |
ライター | 不明 | 不明 | 18 | サッポロッヂのオリジナル |
エマージェンシーキット | – | いろいろ | 262 | テーピング・絆創膏など |
歯ブラシ | GUM | 不明 | 13 | |
タオル | 不明 | 不明 | 30くらい | |
ウェットシート | ギャッツビー | 不明 | 100くらい | |
ロールペーパー | – | トイレットペーパー | 100くらい | ジップロックに入れる |
バッテリー | Anker | PowerCore5000 | 200くらい | |
充電コード | Anker | 不明 | 20くらい | iPhone用 |
サングラス | タレックス | 不明 | 101 | ケース込み |
ヘッドランプ用予備電池 | パナソニック | 単4電池×3本 | – | エマージェンシーに同封 |
地図 | 旺文社 | 山と高原地図 | 32 | 穂高岳周辺 |
コンパス | SILVA | シルバ No.3 | 15 | |
合計 | 1283 |
日焼け止めを持っていかなかったおかげで、みごとに日焼けしました。
夏の縦走では必需品でしたね…
大正解だったのが、タオル。銭湯でつかうようなものを1枚持っていったのですが、水で濡らして顔や手足を拭いたらかなりスッキリしました!
ウェットシートよりも断然効果的ですね。
食料(予備日含め5日×3=15食分)
アイテム | メーカー | 商品名 | 重量(g) | 備考 |
---|---|---|---|---|
水 | – | – | 〜4000 | |
水ボトルA | プラティパス | プラティ2Lボトル | 36 | |
水ボトルB | プラティパス | ソフトボトル1L | 24 | 予備 |
ナルゲンボトル | ナルゲン | 広口ボトル0.5L | 50くらい | 行動水用 |
朝食A | カルビー | フルグラ | 400 | スキムミルクをプラス |
行動食A | 亀田製菓 | 柿ピー | 450 | 10袋ほど |
行動食B | ヤマザキ | 薄皮あんぱん | 700 | 3袋 |
夕食A | 日清 | カレーメシ | 550 | 5食 |
夕食B | 尾西 | アルファ米 | 240 | ふりかけ足したものを2食 |
おやつ兼行動食 | 不二家 | カントリーマアム | 220 | 20枚 |
おつまみ | カルビー | じゃがりこ | 130 | 2つ |
おつまみ | グリコ | クラッツ | 100 | 2つ |
おつまみ | 不明 | チーカマ | 400くらい | 8本 |
サプリメントA | 大塚製薬 | スーパーマルチビタミン | 20 | 1日1錠 |
サプリメントB | 味の素 | アミノバイタル | 20くらい | 3本 |
サプリメントC | shotz | エレクトロパウダー | 20くらい | 3本 |
合計 | ~7460 |
今回はおやつやおつまみをふくめかなり多めにしました。体感的には6日分くらい。
結局、3食分ちょっと(だいたい500g)残して下山しました。
山小屋ではビールを買いましたが、それ以外はすべて自炊です。
まとめ:北アルプス全山縦走にもご期待ください!
天気がよかったのもありますが、とにかく山の迫力を強烈に感じた4日間。こんなにテンションのあがった山行もひさびさでした。
そして、もうひとつの目的であった『北アルプス全山縦走』の下見としても、得るものがおおかったように思います。
縦走装備でも難所をクリアできるという自信になりましたし、水や食料、ウェアもより具体的にイメージできました。
とくに甘かったと痛感したのが、防寒装備。7月中旬でさえ、日が落ちるとかなり寒かったです。9月から10月に3000mの稜線を歩くには、もっと保温性のたかいウェアを選択しなければいけませんね。
いまいちど、考え直したいと思います。
ではでは、この秋の『北アルプス全山縦走』にもご期待ください!

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