サーマレストのおすすめマットはどれ?Zライトとリッジレストを徹底比較

リッジレストソーライト

テント泊登山やキャンプの快適さを大きく左右するマット。マットの定番中の定番といえば、サーマレストの『Zライト ソル』、そして『リッジレスト ソーライト』の2つでしょう。

どちらも甲乙つけがたい素晴らしいマットなのですが、おかげで「どっちを買えばいいんだ…」と悩んでいる方もいるはず(かつての僕です)。

この記事では、「結局どっちがおすすめなのか」を、実際に使う場面を想定しながら掘り下げていきます!

『Zライトとリッジレスト』って?

テント泊登山やキャンプで、寝袋の下にしいて使うマットのベストセラー商品。

どちらも『サーマレスト』というメーカー製で、スペックも似ているので登山者の人気を二分している。

総合的におすすめなのはリッジレスト

まず結論からいうと、総合的におすすめなのは『リッジレスト ソーライト』です。

値段は5000円ほどでZライトの3分の2程度ですし、マットの暖かさを表す『R値』もリッジレストのほうが上。

『コンパクトさ』という面ではZライトに劣りますが、キャンプなど、荷物の大きさをあまり気にしなくていいシチュエーションであれば、リッジレストに軍配があがるでしょう。

また、詳しくは後述しますが、収納方法についてもリッジレストのほうが融通が利きます。

ソウジュ

僕はリッジレストを使っています!

『R値』って?

マットの断熱力を表す値。

テント泊では「地面からの冷気をいかに遮断するか」が大切になるため、R値が高いほどあたたかく快適に過ごせる。

Zライトとリッジレストのメリット・デメリット

まずは、スペックを比べてみましょう。

Zライトはスモール・レギュラーの2サイズ、リッジレストはラージを加えた3サイズから選ぶことができますが、ここではレギュラーサイズの数値をとってます。

商品名 価格 収納法 収納サイズ 厚さ 重さ R値
Zライト ソル 7200 折りたたみ 51×13×14 2cm 410g 2.6
リッジレスト ソーライト 4800 ロール 51×20 1.5cm 400g 2.8

基本的なスペックはほぼ同じ。もう少し詳しく見ていきましょう。

Zライトソルのメリットとデメリット

実際に使う場面を考えると、こんな感じ。

コンパクトに収納できて、見た目もスタイリッシュ

座り心地が柔らかい

一瞬で広げたり収納したりできる取り回しの良さ

 

値段が高い

折りたたみ部分(薄くなっているところ)の耐久性が不安

コンパクトさに目が行きがちですが、一瞬で広げたりたたんだりできる取り回しの良さや、柔らかい座り心地が大きな魅力です。

リッジレストのメリットとデメリット

一方、リッジレストのメリットとデメリットはこんな感じ。

値段が安い

R値がたかくあたたかい

耐久性がたかく、雑に使える

 

見た目が野暮ったい

収納グセがつくため、取り回しがあまり良くない

座り心地がやや固い

ヨウコ

R値が高いってことは、夏は暑いの?

ソウジュ

そんなことないよ。基本的に「R値が高い=対応シーズンが広い」だと思ってOK。

リッジレストの良さは、なんといってもコスパの高さ。

ただし、ロール式なので準備や収納にやや時間がかかる点はイマイチ。

また、かさばるのでバックパックによってはコードの長さが足りなくてつけられないことがあります(カリマーのリッジ40旧モデルにはつけられないです)。

ソウジュ

正直な話、ここまで整理した時点では、「Zライトの方が良さそうだな」と思っていました。

僕がリッジレストを選んだ理由

買う直前までZライトに心が傾いていた僕でしたが、最終的には「収納性」というポイントからリッジレストを選びました。

「あれ、Zライトの方がコンパクトになるんじゃないの?」と思った方、正解です。

実際、収納サイズは明らかにZライトのほうが小さいです。感覚的には、リッジレストの7割くらい。

ただし、折りたたむと四角柱になるので、登山で使う場合はバックパックに外付けすることになってしまうんですよね。

ヨウコ

「外付け」ってなに?

ソウジュ

ストラップとか紐を使って、荷物をバックパックの外側にくくりつけること。文字通り、外につけるから「外付け」ってわけ。

ヨウコ

コップとかマットとかつけてると登山者っぽいよね!

ソウジュ

うんうん。ただ、外付けするほど木の枝や岩角にひっかけやすくなるから、本当はしないで済むのがベスト!

ヨウコ

外付けは「バックパックに荷物が入りきらないときの非常手段」ってことかぁ。

一方、リッジレストはロール式なので、バックパックの内側に沿うように収納することで「バックパックのなかに収納する」ことができるんです(Zライトも収納できなくはないですが、厚さがアダになって容量がかなり小さくなります)

つまり、外付けしなくていい、ということ。

バックパックに収納したマット

マットを中に入れるとその分バックパックの容量は小さくなってしまいますが、形が整ったり、多少の雨でも中身が濡れないで済んだりと、一石二鳥。

濡れを気にしなくていいなら、レインカバーを省くこともできますよね。

ひっかける可能性の少ないルートなら外付けしてもいいですし、「状況に応じて収納の仕方を変えられる」というポイントが決め手になって、僕はリッジレストを選びました。

まとめ:マットは登山スタイルで選ぼう

ここまで考えたことを踏まえつつ、「それぞれどんな人におすすめなのか」を整理しておきます。

Zライトがおすすめ

  • 見た目を重視するひと
  • 荷物をコンパクトにしたいひと
  • 快適性をとるひと
  • 難易度の高いルートにはいかない『ゆる登山派』なひと

 

リッジレストがおすすめ

  • コスパを重視したいひと
  • 扱いが雑なひと
  • 難易度の高いルートに挑戦したいひと
  • 状況に応じて収納方法を変えたいひと

僕はリッジレストを選びましたが、「リッジレストが絶対にいい!」とは思っていません。使う人の登山スタイルに合わせて選ぶのがベストです。

コラム:登山用マットはどっちが表?

サーマレストのマットは片面にアルミを塗布してあるのですが、「アルミ面と反対面、どちらを上にして使うの?」と疑問をもったことはないでしょうか。

これについても色んな意見があって、「アルミ面を上にする派」と「アルミ面を下にする派」で二分されている状況ですが、「寒いときはアルミ面を上に、暑いときは下にして使う」というのが正解です。

アルミ面には「熱を反射する」という効果があるので、寒いときは上にして体温を反射させ、暑い時は下にして体温を逃がしてやると快適に使うことができますよ!

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です